最期までお見送りできました

こんにちは、二子玉川の鈴木です。

今日は、あるお客様のご家族のお話を伺い、

嬉しくなった話をご紹介させて頂きます。


そのお客様(A様)は、一昨年からぽじえじに通って

頂いていたのですが、体調不良もあり、昨年に入り

亡くなられました。

亡くなられたのはとても残念でしたが、その後、

ご家族とお話する機会があり、思いがけないお話を

聞くことができました。




Aさんは冬頃に体調を崩し、入院と退院を繰り返す

ようになりました。

入院が続くようになってからも、通所されていた曜日になると、

病院でも「ぽじえじに行きたい」とおっしゃっていたようです。

しかしながら、その後の快復が芳しく無く、桜の咲く季節に

お亡くなりになりました。


そして病院からの出棺の際、葬儀場へ向かう途中、

自宅から遠く離れたところで、「ぽじえじの青い車」と

すれ違ったそうです。

奥様と娘様は別々の車に乗っていたにも関わらず、

「ぽじえじの青い車」を発見して目を疑ったそうです。


運転手さんに聞くと、そこは桜並木が綺麗だったので、

たまたまその日は道順を変えてその道を通ったとの事。

奥様と娘様は「ぽじえじ」が最期まで見送ってくれたと

話合ったそうです。


cherry_road_ph01.jpg


お話を聞いて、思わずじーんとしてしまいました。

すれ違った場所を聞くと、私たちとは別の店舗の車の

送迎車を見かけたようです。

自分たちの知らないところでも、ご家族の心に残る思い出を

提供できたのは、とても嬉しく、また誇らしく感じました。


スクリーンショット 2014-03-15 17.33.39.png


後日談もありまして、実はその奥様が

「主人があんなに楽しそうに行っていたのなら、

私も行ってみようかな」

ということで、現在は奥様が元気に通所されています!

最近は、桜の時期が近づき、そのときの記憶が鮮明に蘇り、

思い出話もさせて頂いています。



今回感じたのは、知らず知らずのうちにも、日頃からの行動が

お客様や周囲の人々に影響を与える事もあるのだということです。


今後も気を抜かず、お客様やご家族の良い記憶に残るような

サービスを続けていきたいと思います。




(ぽじえじ二子玉川 鈴木)


ぽじえじステーション二子玉川』の他の記事