こんにちは、二子玉川の鈴木です。
今日は、あるお客様のご家族のお話を伺い、
嬉しくなった話をご紹介させて頂きます。
そのお客様(A様)は、一昨年からぽじえじに通って
頂いていたのですが、体調不良もあり、昨年に入り
亡くなられました。
亡くなられたのはとても残念でしたが、その後、
ご家族とお話する機会があり、思いがけないお話を
聞くことができました。
Aさんは冬頃に体調を崩し、入院と退院を繰り返す
ようになりました。
入院が続くようになってからも、通所されていた曜日になると、
病院でも「ぽじえじに行きたい」とおっしゃっていたようです。
しかしながら、その後の快復が芳しく無く、桜の咲く季節に
お亡くなりになりました。
そして病院からの出棺の際、葬儀場へ向かう途中、
自宅から遠く離れたところで、「ぽじえじの青い車」と
すれ違ったそうです。
奥様と娘様は別々の車に乗っていたにも関わらず、
「ぽじえじの青い車」を発見して目を疑ったそうです。
運転手さんに聞くと、そこは桜並木が綺麗だったので、
たまたまその日は道順を変えてその道を通ったとの事。
奥様と娘様は「ぽじえじ」が最期まで見送ってくれたと
話合ったそうです。
お話を聞いて、思わずじーんとしてしまいました。
すれ違った場所を聞くと、私たちとは別の店舗の車の
送迎車を見かけたようです。
自分たちの知らないところでも、ご家族の心に残る思い出を
提供できたのは、とても嬉しく、また誇らしく感じました。
後日談もありまして、実はその奥様が
「主人があんなに楽しそうに行っていたのなら、
私も行ってみようかな」
ということで、現在は奥様が元気に通所されています!
最近は、桜の時期が近づき、そのときの記憶が鮮明に蘇り、
思い出話もさせて頂いています。
今回感じたのは、知らず知らずのうちにも、日頃からの行動が
お客様や周囲の人々に影響を与える事もあるのだということです。
今後も気を抜かず、お客様やご家族の良い記憶に残るような
サービスを続けていきたいと思います。
(ぽじえじ二子玉川 鈴木)