連絡帳での交換日記

こんにちは、ぽじえじ南大井の菱沼です。


風にそよぐ木々の緑もまぶしい季節となりましたね。

お蔭様で当施設がオープンして、6/1で1周年を迎えます。

徐々に「ぽじえじ南大井の仲間」が揃い、

和気あいあい楽しくトレーニングを行っています。


ぽじえじの特徴の一つに、「ご連絡ノート」というものがあります。

これは当施設での健康記録や、運動している一人ずつの写真を載せて

ご家族へ発信したり、また、ご家族からご自宅での様子をお知らせ

頂いたりと、交換日記のような存在です。


毎回欠かさず記入してくださる方が何人かいらっしゃるのですが、

そのうちのお二人のエピソードをご紹介したいと思います。





<episode1>


今年1月から通所を始められた男性 90歳の方、

学徒出陣でシベリア抑留経験をお持ちの穏やかで

カクシャクとした紳士です。


以下は、通所2か月半を過ぎた際の、奥様が記載した

ご連絡ノートの内容を抜粋しました。


▼ 家の中ではヨチヨチ歩きで、これは

「年齢的にも仕方がないのかな?」

と諦めていました。


ところが、今日、外に出て歩いている姿を見て驚きました!! 

   「こんなに歩けるようになるなんて・・・」

嬉しくて皆さんに自慢したい気持ちでいっぱいです。 

心より感謝いたします。

家でもリハビリの話をよくするので、毎週木曜日を

楽しみにしております。

そんな主人の出掛ける姿を見て、私も喜んでおります。  ▲


と、嬉しいお言葉を頂き、大変有難く、私たちも励みになります。



ぽじえじに通うということは、顔見知りができて毎週会える仲間

が持てるということ。

前向きな気持ちにもなれ、ゆっくりと有酸素運動を行うことで、

心地よい体感を得ることができます。

心も体も健康になる


    それが「ぽじえじステーション」の効果の一つです!


興味はあっても、腰を上げるには勇気と決断がいるかも知れません。

「やってみたい!」と思う気持ちと、

その反面「通うのは面倒だし・・・」という、

そんな思いが入り混じった、ちょっと複雑なお気持ちになる方が

多いようです。


ここに通って来られる方の殆どが、そう思いつつ

「ぽじえじの扉」をノックされます!

最初は、「どうしようか?」と思いながら見学にいらっしゃる方ばかりです。

どなたも、最初からやる気満々というわけではありません。

でも、通い始めると、いつのまにか通所日が楽しみになってきます。


そんな魅力のとりこになった、もうお一人の方、ご本人からの素敵な

お手紙をご紹介します。



<episode2>


笑顔がとてもチャーミングな M様 73歳は、脳梗塞になり右手が

麻痺しておられ、リハビリをしなければ・・・と思いつつも、

出掛けるのが億劫だったそうです。


週3回の通所を始めたある曜日に、同じ年頃の方との

出会いがありました。

それ以来、毎週が楽しみになり、

「ここに来ると不思議に血圧が安定してくるのよ。」と、

また、

「麻痺していた指の動きが良くなって、伸びるようになってきたの。」

と言いながらとても嬉しそうに見せてくださいます。

できなかったことが、すこしずつできるようになることは、

本当に嬉しいことですよね!


3か月目のある日、「ご連絡ノート」のポケットに一通のお手紙が

入っていました。

一部抜粋した内容です。


▼ ぽじえじに通い始めて三か月がたちました。 

  皆様のあたたかなご指導のもと

  楽しく通うことができることに感謝しております。

      中略

  わたくしもがんばっていきたいと思っています。  ▲


右手が麻痺して上手に文字が書けなかったM様が、書けるようになった

喜びをお手紙にしたためてくださったことに、感激するとともに嬉しさで

目頭が熱くなりました。



南大井1405.png



ゆっくり、のんびり、少しずつ、ご自身のペースで楽しみを見つけてみませんか?


私たちぽじえじステーションでは、ご家族と連携してご利用者の方

をサポートしておりますので、安心して通えます。


是非、遊びにいらしてみてくださいね。


スタッフ一同、お待ちしております!



(ぽじえじ南大井 菱沼)

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