こんにちは、ぽじえじ運営事務局の鈴木です。
今回は、ぽじえじネットワークである「桜新町アーバンデイサービス」を運営する医療法人社団プラタナスが、新たなサービスを手がけることになりましたので、ご紹介させていただきます。
新たなサービスとは、世田谷区で初となる、新しい地域密着型サービス「看護小規模多機能型居宅介護(通称:看多機 かんたき)」でして、『ナースケア・リビング世田谷中町』として2017年5月1日よりスタートしました。
「看多機」は、2012年に始まった新しい地域密着型サービスです。
そのサービスの特徴は、ひとつの事業所がすべての介護サービス(訪問介護・訪問看護・通い・泊まり・ケアプランの提供)を提供することで、ご利用者のことをよく知った馴染みのスタッフが一貫してサービスに当たることで、利用者のお家での生活を支援するというものです。
医療法人社団プラタナスでは、同区内で在宅医療や訪問看護を担っており、医療との連携も今回の施設の大きな特徴となっています。
また、今回の施設では、英国スターリング大学認知症サービス開発センター (Dementia Services Development Centre) の「認知症の方にやさしいデザイン」 を取り入れています。
たとえば、トイレの入り口は黄色で目立つようになっているとともに、トイレの絵を描くことで、ここがトイレであることがすぐにわかるようになっています。
お風呂はこちら。
手すりがわかりやすいように、赤い色の手すりを設置しています。
高齢者は老化とともに、色の判別能力が低下すると言われており、このような特徴に配慮したものとなっています。
お部屋はこちら。
部屋の壁には、それぞれの色が付いており、この部屋が自分の部屋かどうかが一目でわかるようになっています。
また、色は日本古来の色を採用しています。
このようなデザインは住んでいる人をより満足・自立させるものであり、「転倒の危険性や、 ストレス、興奮、混乱、不穏、見識障害等本人が不安や混乱する状態を減らすもの」 という考えに基づいています。
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