ぽじえじステーション西小山の最近のブログ記事

病院と「ぽじえじ」の違いとは!?

こんにちは、西小山の鈴木です。


先日、あるお客様からご質問がありました。

「同じリハビリで、病院とぽじえじでは何が違うの??」


どちらも、痛みの軽減など身体的な改善を目的に通うのだから、
一緒ではないか?という素朴な疑問からでした。



さて、みなさんはどう答えますか?


専門的にいえば、
病院はマンツーマンで訓練してくれるとか、マッサージも
あるとか、医学的な見地から指導があるとか。。

または、

サービス面でいえば、
デイサービスは時間が長いとか、送迎をしてくれるとか、
自宅から近くで気軽に通えるとか。。



いろんな視点からいろんな答えができると思いますが、
その時は私はこんな風に答えてみました。

「病院は身体の治療が目的、デイサービスは生活の質向上が目的」



私たちデイサービスのリハビリは、単なる身体的な改善
だけでなく、お客様の生活状況やご家族の悩みなどから、
運動目標や通所目標を考えていきます。

例えば、、

・階段の登り降りを楽にしたい。
・安全にお風呂に入りたい。
・商店街でお買い物がまたできるようになりたい。
・お友達の家に遊びにいきたい。

などなど、お客様の生活の質(QOL)を改善するための
効果的な運動や訓練を行なっていただきます。


また、家族以外で交流が少ないお客様も多いので、
お友達作りや職員との会話もリハビリのひとつです。

さらに、ぽじえじでは、年に数回の外出イベントもありますので
安全で快適な外出をすることもできます。



楽しく病院通いができる人はほとんどいないと思いますが、
うちのお客様のほとんどは、ぽじえじを毎週楽しんで
通われています。

だから、うちのお客様方は、ほとんどお休みをされませんし、
途中で辞めてしまう方もほとんどいません。


楽しいことはずっと長続きします!
そして楽しいことをしていると、さらに元気が出ます!!
元気が出ると、もっともっと生活が楽しくなります!!!

そんな環境やサービスを提供するのが、私たち「ぽじえじ」の
仕事なんです。



PS:
私のダイエットが続かないのは、
きっと楽しくないからですね・・。

バスツアーは同窓会!?

こんにちは、西小山の鈴木です。


先月の3月29日(土)、春のバスツアーに行ってきました!

今回で4回目となるバスツアーなのですが、
あるお客様は、ご友人お2人と毎回参加していただいています。

picture0415.jpg


このお客様方、実は小学校の同級生。
なんと約80年のお付き合いだそうです!


もちろん、ご結婚されてそれぞれの家庭を持ち、
お住まいも電車に乗って1時間以上かかる所に
それぞれ住んでいらっしゃいます。


なかでも、ぽじえじを利用されているAさんは、
少しお身体が不自由で外出がなかなか出来ないため、
今までは電話での交流や、ご自宅でお会いになるくらい
だったそうです。

ところが、ぽじえじのバスツアーができてからは、
安心してみんなで遊びに行けるということで、
「同窓会ツアー」としてご利用いただけるようになりました!



しかもバスツアーの日は。。

前日からAさん宅へ3人で泊まり込み、夜まで女子会(^ω^)
翌日はバスツアーにみんなで参加して楽しみ、
その夜もそのままお泊りで、合計2泊3日!!

ワイワイと楽しまれているその姿は、
まるで修学旅行のようです(*゚▽゚*)


ぽじえじのバスツアーがきっかけで、
楽しい同窓会が年に2回開けるようになった!

「これからも思い出をいっぱい作りたい!」

「安心して出掛けられるからとってもありがたいわ!」



実は、、バスツアーを企画・準備するのはけっこう大変です(汗)

職員たちは数ヶ月前から何回も打ち合わせをしたり、
下見に行ったり、資料を作ったりとバタバタなのです。


さらに当日は。。

お客様に楽しんで頂きながらも、安全に気をつけて
始終気を張っていなければならず、
また、予想しなかった渋滞や天候悪化などのトラブルに
対応しなければなりません。

日頃のサービスと比較すると、おそらく3倍は疲れます(´д`)



でも、こんなお礼の言葉を頂く度に、私たちは

「これからもずっとツアーを続けていこう!」

「もっともっと、お客様に喜んでもらえる企画を作ろう!」

と熱く心に誓うのでした!


みなさん、次回も楽しみにしていてくださいね(o^-^)



(ぽじえじ西小山 鈴木)

素敵な忘れ物


こんにちは、西小山の鈴木です。


うちの施設では、ある特定の物をお客様がよく忘れられます。

ご自宅から持ってこられた物なのですが、
帰るときに、それをウッカり忘れて帰ってしまうのです。


それは、そのお客様にとって、無くすと大変困るもので、
本来は肌身離さずに持っているはずの物なのですが・・。

なぜか、忘れ物のナンバー1なのです。

さて、この忘れ物とはなんでしょうか?




それは、、これです!

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施設内を移動したり、歩行練習をする際は
「練習のため」という理由で杖を使わずに歩く
お客様がたくさんいらっしゃいます。

そんな中で、自立歩行に自信がついてきて、
いつの間にか杖無しで歩くことに慣れてしまって、
ついつい帰る時に忘れてしまうようです。


そんな時、私たちは慌ててお客様を追いかけるのです(^-^)

「○○さん、また杖を忘れていますよ〜!」


周りにいらっしゃるお客様たちも大笑いです(爆)



ご自身が元気になれて、そして歩くことに自信が持てて、
その結果として、命を守ってくれるはずの大事な杖を
忘れて帰ってしまう。


こうやって考えると。。。


とてもステッキな忘れ物だと思いませんか?


(ぽじえじ西小山 鈴木)

認知症を予防しよう!!

こんにちは。ぽじえじステーション中延です。


今年も宜しくお願い致します!

 

突然ですが、先日NHKで放送された「アルツハイマー病をくい止めろ!」という番組をご覧になられた方、いらっしゃいますか?

 

その放送の中で、認知症を予防する為には【運動+頭の体操】が認知症の進行をくい止め、予防にもなるというものでした。

 

放送を見た我々は早速、翌日からお客様へ実践!!

 

段差昇降+計算orしりとり、を行いました。


お客様は平行棒の中に置かれた段差の昇り降りをしながら、スタッフが出題する問題に答えるというもの。


P1010500.JPG

 

これが思った以上に難しい・・・

 

いつもなら段差の昇り降りがスムーズなお客様も足が止まる。止まる。止まる(笑)

 

座って聞いているお客様は答えが早く出るのですが、いざ段差を昇り降りをすると答えがなかなか出ない。

 

お客様も思わず笑ってしまいます。

 

単純なようですが、楽しい!!

 

認知症の予防になるのでお客様も意欲的に取り組んで下さいます。

 

御家族様と散歩しながらしりとりをするのも良いと思います。

 

皆様も是非、挑戦してみて下さいネ!!

 

 

今度はどんな問題を出そうかな・・・(笑)

 



(ぽじえじ中延 千葉)

お客様を題材に研修をしています。


こんにちは、ぽじえじステーション西小山です。
本年も宜しくお願いいたします!


さて、ぽじえじ西小山では定期的に
機能訓練(運動)の研修を行なっています。

機能訓練スキルをより向上させるため、
1ヶ月に1度程度、サービス後に集まって行なっています。


ぽじえじのような機能訓練型デイサービスを利用されるお客様の多くは、
日常生活や歩行をしやすくしたい、というお身体の改善を目的に
いらっしゃっています。

お客様は病気や症状が様々ですし、それぞれ違った悩みや問題を
抱えていらっしゃいますので、我々が考え・提供する運動サービスも
なるべくお客様に合った方法やスタイルを提供しなければなりません。

そのため、私たちは日々精進するべく、勉強会を開いているのです。


それで、、、どんなことをやっているかというと。。



実際のお客様を題材にした、ケーススタディ研修!


お客様の実際の歩く姿や、運動されている状態を私たちが観察し、
定期的にビデオも撮って、何回も繰り返し見直します。

picture0120.jpg

そして、職員みんなで、良い点やこれからの課題などを
お互い思うところを議論し合うのです。

例えば。。

・以前よりも姿勢が伸びてきた

・歩幅が広くなった

・麻痺側に体重をかけるようになった

など、改善されてきた良い点もあれば。。

・まだ平行棒から手を離せない

・痛みが酷くなってきて辛そうである

・休みがちで運動が身につかない

など、現在の問題点やこれからの課題もあります。


そして、このような中から、みんなで次のテーマや運動方法を
まとめていくのですが、一人で作業を行うのではなく、
研修のスタイルでみんなで議論をすることによって、
自分一人では気づけなかったお客様の状態や、
複数の目線で捉えた問題点を学ぶことができるのです。

さらに、毎回本部のベテランスタッフや理学療法士の意見も
ここに取り入れて、さらなる高みを目指しています。


私がこの研修で、特に大事だと感じることは、
「お客様目線で課題を考えること」です。


ただロボットのように同じ訓練(運動)をするのではなく、
「お客様の求めるものを」、「分かりやすく簡単にできる」ように、
そして、何よりも「楽しく参加できる」ように提供すること!

これがほんとうに難しいっ( ̄▽ ̄)


うちの職員たちは優秀(?)なので、身体機能に対して
効果が出るであろう運動メニューはある程度分かるのですが、

日頃のお客様の対話の中で、お客様が求めていることや、
悩んでいる想いなどを汲んだ上で、それをメニューに活かしていくには
まだまだ勉強・悩むことが多いなぁーっと、研修の度に感じています。


これからもこの研修を続けていくことで、
よりお客様に喜んでもらえる機能訓練を提供できるように
さらにレベルアップをしていきたいと思います!

さぁ、今月もガンバりましょーね!


(ぽじえじ西小山 鈴木)

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